生活習慣病Lifestyle-related Disease

生活習慣病

生活習慣病とは?

生活習慣病とは、かつては成人病とよばれていたもの。中高年によくおこりがちな病気であったものがライフスタイルの変化などの要因により、成人に限らず若者や子供にまで見られるようになってきました。これを受けて、子供の頃からの生活習慣によって発生しうるものとし、「生活習慣病」と改められました。

生活習慣病としてあげられる代表的なものに以下の病気があります。

高血圧 正常値(上が130mmHg、下が85mmHg)を超える状態。高血圧が続くと、心不全や心筋梗塞、腎不全、脳出血などを引き起こす。
糖尿病 インシュリンの分泌不足や作用不足により血中の糖濃度が高くなる病気。合併症を引き起こしやすい。
高脂血症 血中の脂肪が正常値を超え、体に悪影響を及ぼす症状。
脂肪肝 アルコールやブドウ糖・脂肪酸が肝臓の処理能力以上に肝臓に運び込まれると、それらは中性脂肪という形で肝臓内にストックされてしまいます。この状態を脂肪肝(しぼうかん)と呼びます。
高尿酸血症(痛風) 血液中に尿酸という物質が増加する病気。長くこの状態が続くと、間接が痛む痛風の症状がでる。
肥満 体の脂肪組織が普通より多すぎる状態。生活習慣病の原因となる。

不規則な生活、栄養バランスの欠如などが続くと、知らず知らずのうちに生活習慣病に蝕まれている可能性があります。

生活習慣病
セルフチェック
Self Check

  •  1.肉料理が好きで、魚はあまりたべない。
  •  2.毎日2本以上缶ジュースを飲む。
  •  3.お酒が好きで、量も多く飲める。
  •  4.運動をほとんどしない。
  •  5.間食や夜食が日常的。
  •  6.一日に10本以上たばこを吸う。
  •  7.朝食は摂らない主義だ。
  •  8.忙しい職場で、ストレスを感じることが多い。
  •  9.睡眠時間が短い、もしくは不規則である。
  • 10.野菜を食べない日がよくある。

いかがでした?
8個以上当てはまる場合は赤信号!体が悲鳴をあげていませんか?
すぐに生活や食事の見直しを行った方が良いでしょう。
また、5個以上の方も安心できません。生活習慣病の影が忍び寄っているかもしれません。

生活習慣病を
予防するには?
Lifestyle Disease Prevention

  • 毎日適度な運動をする。
  • 栄養のバランスを考え、魚や野菜を多く摂るようにする。
  • 朝、昼、晩と3食規則正しく摂る。
  • 喫煙、飲酒の量を減らす。
  • 食事は満腹を避け、腹八分にする。
  • 自然なお通じを心がける。

項目を見ると食生活による影響が大きいことがわかります。
ビタミン、ミネラルのバランスがよい食事を規則的に摂取することで、生活習慣病の原因となる肥満を避けるということが大切だといえます。

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